ここがマルチフィット
①体型にフィット!
身長にあわせて、ボトム全体の長さを調節できる「マルチフィットボトム」。大腿長※に合わせ、ボトムのひざ位置を調節できる「ひざ位置フィット機能」。この2つを調節できるから、ベッドが体型にフィットしてくれます。
※大腿長(だいたいちょう)とは転子点(大腿骨の上方外側にある大きな突起最上縁の点)から大腿骨外側上顆点までの直線距離
ひざ位置フィット機能
大腿長に合わせボトムのひざ位置を調節する機能。まずマルチフィットボトム全体の長さを決め、それにあわせてボトムのひざ位置を調節します。
マルチフィットボトムの設定がショートのときは、脚の設定は脚ショートになります。
マルチフィットボトムの設定がレギュラーの場合は、脚の設定は脚ショート・脚レギュラー・脚ロングの3つからお選びいただけます。
マルチフィットボトムの設定がロングのときは、脚の設定は脚ロングになります。
ひざ位置をあわせることによるメリット背上げによる前ずれ※がしにくくなります。
利用者のひざの位置とボトムの脚の設定が合わないとボトムの曲がる部分が当たってしまい、うまく背上げできないことがあったが、ひざの位置を合わせることで快適な背上げが可能。
前ずれ※をしてしまった利用者のカラダをひきあげる労力が軽減できます。筋力が低下していると自分では寝る位置に戻せないので介助が必要。フィットしているとその必要がなくなります。
※前ずれ…背上げをするときにカラダが前にずれ落ちること。
ここがマルチフィット
②体の状態にフィット!
ヘッドアップ機構には視線を前にすることで視界を広げる効果と誤嚥リスクを軽減する効果があります。サイドアップ機構は体幹を保持します。
ヘッドアップ機構&サイドアップ機構
ここがマルチフィット
③姿勢にフィット!
内角保持機能を備えた背脚連動ギャッチ機能により、腹部の圧迫リスクを軽減します。
どの操作時でも快適な内角角度が保たれます!
マルチフィットボトムは背ボトムと脚ボトムの角度を常に110°以上に保持する設定となっています。これはJIS規格で定められている角度(90°以上)よりも楽な姿勢となり、背上げ時の腹部への負担にならないように設計されているからです。
ここがマルチフィット
④環境にフィット!
通常の介護ベッドは昇降するとき垂直ではなく弧を描くように昇降しますが、マルチフィットベッドは垂直に昇降するため、省スペースな設計です。垂直昇降は、従来の介護ベッドよりも省スペース
(※当社商品の比較となります。)
□ここがマルチフィット!2つのバックサポート
ショルダーサポート(肩)とランバーサポート(腰)の2つのバックサポートが、座った人の背中の形に合わせて回転することで あらゆる姿勢にフィットします。座位の崩れを防止するため、介護負担を軽減させます。
・一般的な車いす…座位を維持するのが難しく、ズリ落ちしやすい姿勢となる
・マルチフィット車いす…無理のない座位の保持が可能
肩と腰の2つのバックサポートが回転し、座る人の背中の形にフィット
■仕様
本体サイズ
高さ95~105×幅63.5×奥行98.5cm。
本体重量
約17㎏。耐荷重は100㎏。